いよいよ「旧水戸街道」(左)の旅に 出発。車が通る時は脇に除けなければならないような細い道を進みJR常磐線のガード下を抜けて最初に立ち寄った場所が元和五年(1619)創建という清亮寺。 今は無き「槍掛けの松」(右)で有名な寺院だ。
参勤交代の大名行列はいかなる理由があっても槍を横に倒す事は許されなかったが街道を横切るように張り出した松には困った。「切ってしまえ」となったがここを通りかかった水戸光圀公「切るのは惜しい。ではここで槍をこの松に立て掛けて休憩じゃ。出発するときは向こう側から槍を取ればよい」と言ったとか。
以来、この松は「槍掛けの松」と称され大名の休憩場所になったが昭和20年(1945)頃枯れてしまったのが至極残念。
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