| (32) 黒野田宿 「お地蔵さん」 らしからぬ お地蔵さんに遭遇 |
甲州道中最大の難所 笹子峠を控えて賑わった宿場だった。といっても本陣1,脇本陣1,旅籠14軒と東海道の宿場に比べれば小さな宿場。
国道20号沿いであるが今でも雰囲気が残る街道である。 |

JR笹子駅を過ぎた辺りから黒野田宿であるが 少し歩くと「黒野田」(左)と書かれたバス停がある。江戸時代の地名がそのまま残っていることは珍しくないが宿場名がバス停というのがいいねー。
旧甲州街道は国道20号に重なってしまった為「旧黒野田宿の町並み」(右)に格子戸のはめ込まれた古民家などは見られない。しかし旧街道の雰囲気は少しだけ感じることができる。 |
 国道の緩い坂を上って行く途中、火の見櫓の下で見たのは「笠懸け地蔵」(左)と呼ばれる変わった地蔵。頭に石の笠を載せているのだが 地蔵というより笠懸け小僧とでも言った方がピッタリだ。
その先の立派な屋敷門は「本陣跡」(右)。
ところで、安藤広重が黒野田宿ではかなりご立腹の様子。広重の甲州道中記に
「扇屋へ行く、断る故若松屋といえるに泊まる。・・壁は崩れ床は落ち、破れ行灯に欠け火鉢・・」と散々のこき下ろし。 |
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