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布施街道 道中記


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布施街道は水戸街道の脇往還として享保15年(1730)
開かれた街道で、水戸街道の根戸十字路(柏市)から分かれ、
布施弁天、利根川の七里ケ渡し、守谷、板橋不動尊、矢田部、
を経て土浦の中高津で再び水戸街道に合流する。

この街道は矢田部藩、笠間藩が参勤交代で使った道だが、
新四国相馬霊場巡礼者の道、布施弁天や板橋不動尊への
参詣者の道でもあった。

脇往還であったが利用者が多く、水戸街道の宿場が寂れて
しまったことから水戸藩から元文4年(1739)に布施街道では
なく水戸街道を通るようにとの通達が出されたという

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①根戸十字路から守谷まで

➁守谷から高岡まで

③高岡から中高津まで