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筏道 道中記

 
江戸時代中頃から大正末頃まで、奥多摩の山から切り出された木材は青梅・五日市の辺りで筏に組まれ、筏師によって多摩川を下り東京湾に近い六郷・羽田の辺りで木場の商人に引き渡された。
木材を引き渡した筏師は数人の集団で多摩川に沿って青梅や五日市に戻って行ったが、その筏師達が歩いた道を「筏道」と呼んでいた。また、調布から府中にかけては筏師が 「行き来した道」 であることから「いききの道」という味わいある呼ばれかたもされていた。

筏道は青梅まで続いていたが今回は六郷から府中の大國魂神社まで歩くこととした。
(1)六郷から多摩川台公園まで 
    (2)多摩川台公園下から狛江まで
     
  (3)狛江から大國魂神社
  コメント:筏師の画は与謝蕪村が京都嵐山付近を描いたものだが、素朴さが気に入ったので使わせてもらった。