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六郷田無道 道中記

世田谷百景の第48番【上祖師谷の六郷田無道】に次のような記述がある。
狭いうえにも交通量が多く、古い道とは想像もできない。しかし、道筋に寺や社を見つけると、かつての のんびりした往来が目に浮かんでくる。地形に素直に合っている古い道は、なぜか人の匂いがある。

この道は東海道の六郷(東京都大田区)から世田谷、三鷹を通って青梅街道の田無宿(西東京市)までを結ぶ古道だが、どういう分けか世田谷以外ではあまり知られていない。
東海道から分かれた後、鎌倉街道下道・中道や中原街道、大山道、滝坂道、旧甲州街道、人見街道、五日市街道など実に多くの古道を横切って青梅街道に合流。住宅地の中の狭い道であったり、トラックが行き交う思い切り拡幅された道であったり、商店街であったりと変化が楽しめる街道である。

①六郷から池上本門寺②池上本門寺から大岡山 ③大岡山から千歳船橋 ④千歳船橋から三鷹 ⑤三鷹から田無