街道に戻ったらもう一か所寄り道を。向かった先は浅間山公園。標高80mほどの小高い丘だが登る途中に「人見四郎墓跡」(左)があり石碑が建てられている。石碑には 「ここは鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武士・人見四郎の墓跡と伝えられる」 と刻まれているが人物情報がちょっと少ない。
整備された遊歩道を進むと頂上に小さな祠の「浅間神社」(右)が。創建年代は不詳だが かつては例祭のときに多くの崇敬者を集めていた。今も散歩がてらの参拝者が結構多い。傍らの説明板によると、周囲に広がる人見ケ原の地は南北朝時代の正平7年(1352)、足利尊氏と新田義興・義宗兄弟の軍が両朝の命運をかけて戦った古戦場であったという。 |