10分ほど歩くと阿久和川に架かる富士橋を渡るが、ここに「旧富士橋の親柱」(左)が保存されている。この橋には次のような伝説が。ある年の洪水で橋が流されてしまったが、大山道を利用していた甲州商人が国元の猿橋の古材で橋を修復。村人がその恩義に感じて橋名を猿橋としたが、いつの頃からか富士橋と呼ばれるようになってしまったのだとか。
富士橋を渡ったら阿久和川沿いの道を歩きちょっと寄り道を。向かった先は「松尾神社」(右)。鎌倉時代の文禄元年(1234)に京都の松尾大社の分霊を勧請して創建。江戸時代には大山参詣の旅人が参拝に立ち寄り賑わったそうだ。
なんと、ここの狛犬は阿吽の配置が左右逆。地元の人に聞いたが理由は判らない。 |