北野天満宮を出て多摩川の堤防に上がると左手に国道15号(第一京浜)の六郷橋が見え、右手に京浜急行の鉄橋が見える。鉄橋下を潜り、東海道線の鉄橋下も潜ると広々とした「河川敷の向うに何棟ものタワーマンションが見える」(左)。かつての京浜工業地帯だが すっかり景色が変わってしまった。
多摩川沿いを北進した筏道だがこの辺りはルートがはっきりしない。ということで しばらくは堤防上の道を歩く事に。かれこれ20分ほど歩いたら堤防を下り安養寺に寄り道を。江戸時代には古川薬師として人気があり行楽地となっていた。その門前に「古川薬師道 道標」(右)が建てられている。延宝2年(1674)に旧東海道の雑色から多摩川道に入る分岐点に建てられた道標だが区画整理のため現在地に移されたもの。 |