根府川通りはこの先で国道に合流し10分ほど歩くと「そば処 加賀」の看板が見えるのでその手前を右に曲がり山道へ入って行く。10分ほど登るとミカン畑の間から見えるのは湯河原の町並みや真鶴半島の「素晴らしい景色」。
山道をしばらく歩くと十字路の向うに廃車が4~5台並んでいる。その前の道を下って数分歩くと丁字路にぶつかるが その先は道が消滅。仕方ない、もう一度国道に出て伊豆山神社に向かうことに。
その途中にあった石塔は正面が剥落しているが破片の文字をつなぎ合わせると「萬霊塔」(右)と読める。裏面に大正十二年九月一日大震災惨死者とあり、道路工夫、軽便鉄道工夫などの名前が多数刻まれている。痛ましい犠牲者だ。 |