右手高台の「子安八幡神社」(左)は当地の領主であった池上右衛門太夫宗仲が康元元年(1256)に鎌倉・鶴岡八幡宮の分霊を勧請して池上山に池上郷の鎮守として創建。天正9年(1581)に池上本門寺の伽藍造立にともない現在地へ遷座。
この先は新幹線・湘南新宿ラインの高架橋工事等で旧道が消滅し旧道ルートがはっきりしない。とりあえず高架橋の手前を左に曲がりバス通りに出たら右に曲がると「長慶寺」(右)の前。
長慶寺は目黒・碑文谷に創建された法華寺の末寺であったが法華寺が元禄期に幕府の弾圧を受けたことから池上本門寺の末寺に変わり当地へ移転。墓地に題目塔を兼ねた道標があるということだが見つけることができなかった。
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