石鍋商店の少し先に「王子稲荷神社入り口門」(左)があるが ここからは入れない。神社に入るには神社横の「王子稲荷の坂」(右)を上って行く。
王子稲荷は関東の稲荷神社の総元締めで大晦日の夜には関八州のお狐様が集まってくるのだとか。そのため江戸の夜が狐火で昼のように明るくなった、なんてことは・・・無いな。
江戸時代には大変隆盛を極めた神社で三代将軍家光が社殿を造営しその後も将軍家による修繕が幾度となく行われている。もちろん庶民の参詣も多く賑わった神社であった。
王子稲荷の坂を上りきると先ほどの地蔵坂に合流するがここでも寄り道するために また下って行く。
|