緩い坂道を上って10分、街道際の石碑は「曲がり松と松原十湖の句碑」(左)。この松は樹齢五百年を経て あたかも地中からはい出した龍のようだったという。現在の松は2代目。真ん中の石塔は松島十湖の句碑で十湖が明治19年(1886)に引佐郡長を辞した日に詠んだ句 別るるは また 逢うはしよ 月の友 が刻まれている。左の石柱は昭和天皇御巡幸の際この松をご覧になった事を記念して建立したもの。
さらに15分ほど歩くと県道は右へ曲がって行くが姫街道は真っ直ぐ。次の十字路向うに見えるのは「六地蔵」(右)。 うしろの竹藪はその昔 刑場があった場所。 その霊を慰めるためのもので正徳2年(1771)の建立。 |