![](hatijyou17.JPG) 玉葉橋を渡り30分ほど歩くと左に入る旧道があるのでそちらへ。入ってすぐに庚申塔などの「石塔が4基」(左)。その中に大きな袋を担いだ大黒様と甲子講中と刻まれた甲子(きのえね)待塔がある。今は庚申待ち、甲子待ちの風習がすっかり途絶えてしまった。
旧道を4~5分、寄り道をと向かった先は「海福寺」(右)。徳川家康の家臣であった岡部長盛が下総山崎藩を立藩、慶長4年(1599)に母の祖先の菩提を弔うために山崎藩陣屋跡に創建したと伝えられている。山門前に「岸和田城主岡部長盛公開基」と刻まれた石標があるが、岡部長盛は後に岸和田藩に移封となり以降江戸末期まで岡部家が岸和田藩主であった。 |