日光橋を渡り数分歩くとその先は米軍横田基地。基地の中を歩くことはできないのでしばらくは国道16号を歩くことになるが ちょっと味気ない。見つけたのが「わらつけ街道」(左)の表示。ここを歩いてみようかと。聞いたことがなかった街道だが面白い伝説がある。
昔々、田助という若者がサムライの形をした藁人形を店先に飾っておくと立派なお侍が通りかかり、「見事な人形だ。わしの家来になってもっと沢山作ってくれぬか」 田助は近郷から大量の藁を買い付け侍人形を作ったのだが、その藁を運んだ道が「わらつけ街道」と呼ばれるようになったという。戦が始まると侍の形をした大量の藁人形を城前に並べたところ、これを見た敵は「こんなに大勢の兵士がいては戦にならぬ」と早々に退散してしまったのだとか。 |