 鮎壺の滝から街道に戻り、新幹線、国道1号の高架橋をくぐって約30分。矢倉沢往還は御殿場線大岡駅の手前を左に曲がっていく。曲がってすぐに御殿場線の踏切を渡りさらに10分ほど歩くと東海道線の踏切を渡るが、この踏切の名称が「箱根裏街道踏切」(左)。なかなか味な名前を付けてくれるね。
この先15分ほどで矢倉沢往還の終着点到着だが ちょっと寄り道を。住宅地の中にある「耕雲寺」(右)は武田信玄ゆかりの寺。戦に疲れた信玄が休息を求めて耕雲寺に。接待に感謝した信玄は「一夜切り」と呼ばれる竹笛の音色を披露し住職にその笛を御礼に手渡したのだとか。 |