柴宿を出てかれこれ1時間、期待した忠治茶屋が定休日で残念であったが、もう一つ残念なことは右赤城が民家の向こうになっていたことだ。ところが武士橋までくると正面に「赤城山」(左)がきれいに見えるではないか。
例幣使一行は赤城山を見ながら 竹石の渡し で広瀬川を越えていったのだが今は渡しが無い。武士橋を渡り100mほど歩いたら左に入り旧例幣使街道に復帰。昔のまま、とは言わないが鄙びた雰囲気が残る旧街道を歩いていると例幣使一行の時代が偲ばれる。
ほどなく真新しい鳥居の後ろに築山が見えるが ここは地元の人たちから「御嶽山」(右)と呼ばれる信仰の山。一里塚だったとも云われているが定かではない。隣の赤い鳥居は一本松稲荷大明神。 |